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2014年7月 5日 (土)

「電車を走らせた女学生たち」から転載許可もらえました

増野さん・広島電鉄・きむらけんさんの許可を得て「電車を走らせた女学生たち」から増野幸子さんの体験談を転載することが叶いました。
長い文章ですが、是非読んでいただけたらと思います。
Densya_2

とはいえ、文字だけの体験談をどれだけの人が読んでくださるのか…
カウンター置いてみたらきっと分かり易いのかもしれませんが、やっぱり「読んでみようかな」とクリックするまで・読了するまでの垣根が高い気がします( ´・ω・`)
8月6日にはこの体験談を漫画にしたものを(途中段階ですが)公開する予定です。

7/4のNHKのお好みワイド広島で、五日市高校の放送部のラジオドキュメントで被爆体験の継承に取り組んでいるのを放映してありました。
その中で、放送部の生徒さんが
「(広島では平和学習をしているので)もう散々聞いたよ〜って人にこそ聞いてもらいたい。そして尋ねたい。
 原爆の話を、伝えていますか?と」
的なことを話していらっしゃったわけですが、日常の中で原爆の話や戦争のことを真面目に語ると結構引かれます。
どうやって伝えるかのアプローチが結構難しいなあと感じています。
いつもそればっかり話す人ってのも、嫌ですものね。

でも、そうやって戦争の記憶が薄れていくと、原爆の実相も語られなくなり、被爆者も亡くなり語る人もいなくなり、ゆるやかにまた戦争へのハードルが下がって行くのではと危惧しています。
例えば戦時中、女性は戦力や労働力の供給源とみなされて、21才までに結婚して5人以上子供を産む事を国を挙げて奨励されていたとか(男性も25才まで)、小学生から学校単位で工場などに勤労奉仕に向わされ、大学生は戦地に送られるようになったとか、学校自体軍に撤収されたとか、食べるものは配給制で、自由に買い物もできなかったとか…
「たった70年前の戦争中に起きていたこと」でさえ知らない世代が増えているわけで、
「たった70年前」でも現代でも起こりうることを理解できるだろうかってところです。

やっぱり、学校の授業で「平和学習」をしっかりやってもらうのが一番の方法なんだろうけど( ´・ω・`)

今朝起きたら山本蒼美監督の「この男。」シリーズ第四弾が発表されてて、
次はアニメっぽいので期待していますヽ(゚ω゚ 三 ゚ω゚)ノ
タイトル「この男子、石化に悩んでます。」って内容が想像できないんですが…トレーラー映像みるとBLっぽいし絵がきれいだしでこれは楽しみ。
何気にこの作家さんの男の描き分けの幅って広いよな…細身からマッチョからおっさんから。人魚最高でした人魚。

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