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2014年12月 8日 (月)

学生平和論文コンテストの論文が良かった

広島市立大学の「学生平和論文コンテスト」、受賞論文がHP上で公表になりました。
最優秀賞論文の「被爆再現人形は何を伝えてきたのか―被爆再現人形撤去を巡る論争を手がかりに―」が気になっていたのです。
内容は、今進められている被爆遺品を中心にした「記録重視」への改装に対して「実相」とはなにか、
記録の陳列だけて理解することができるのか、伝えるためにはどうするべきなのかを考えてありました。
広島の平和資料館と広島市、市民が議論しているところなので是非読んで欲しい。
(議論と言いますかもう被爆再現人形撤去の方針で押し進められていますが…)

自分へのプレゼントに薄い財布を購入してみました。ダンボーver.
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糸が細くて縫製がちょっと不安ですが…(使っていたら糸は切れないまでも皮が千切れそう)大丈夫かな。

長崎の被爆体験「田舎の花: 原爆を生き抜いたシイエ」がkindleで出ていたので読みました。
ネットでも無料で全編読めます(ありがたい)


1人の女性の一代記といった印象でした。
花好きの少女が十歳で奉公に出て、妻を亡くした子持ち男性に恋をして所帯を持ち、出兵を見送り、初産二ヶ月後に被爆し、義理の子供を亡くし…
それから76歳で永眠されるまでの人生を書いていらっしゃいます。
原爆のシーンよりも彼女の人生・周囲の人達のかかわりなど印象に残る体験記でした。
被爆二世の娘さんが10年前にまとめネットに公開し、被爆三世の孫が書籍化したとか。

直接シイエおばあちゃんに話を聞く事は叶わなくても、子・孫がこうやって繋げていって知る事ができるのは、いいな。

Web拍手などメッセージ、有り難うございました!

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