「あの日、ヒロシマで」が選定図書に
「あの日、ヒロシマで」が、この度『全国学校図書館協議会図書選定』に認定してもらえました。
何かというと「学校図書向きの本として適していると認められ、各図書館で購入の際の参考にしてもらえる」ものです。
図書選定基準では
一般基準は
・学校における教育課程の展開に寄与し、児童生徒の学習活動や健全な教養・レクリエーションに役立つものであるか
部門別基準(漫画)だと
・絵の表現は優れているか
・ストーリー展開に無理がないか
・学問的な真理や歴史上の事実が故意に歪められたり、無視されたりしていないか
・実在の人物については、公平な視野に立ち、事実に基づき正確に扱われているか
など審査されており、この辺り認めてもらえて嬉しく思います。頑張って良かった…。
出版してくださったみらいパブリッシングの方々、ありがとうございます。
造本・印刷部門でも
・装ていや表紙のデザインは、美術的で好ましい印象を与えるか。
・印刷は鮮明で見やすいか。用紙は良質で丈夫であるか
・製本は堅ろうで開きがよく、学校図書館における使用に耐えるものであるか
など見られておりました。これもしっかりできていてこそ頂けたものでした。
各図書館・図書室の方にはぜひ一冊、書棚に入れて欲しいです。
漫画だと手に取りやすい(読みやすい)ですよー…
✒ 現在は2話目の作画&3話目のネーム構成進めています。
3話目は、こう…段々と右肩上がりにしていく構成というのが難しくて難航中です。
手記通りを心掛けつつもわかりやすく、途中で興味を無くさないような展開にするというのが。
漫画に女子が登場すると目が留まるので、読んで欲しいなら女子は強いとつくづく実感しています。
今回登場人物男子ばかりだから余計に工夫が必要。
どうしても描けない背景については、背景倉庫にオーダーメイド外注してみました。
> [1枚目] 爆風で倒壊した昭和の家屋
> 制作費 : 35,400円
Σ(・ω・)
そんな感じで、試しに三枚お願いしました。五万円ほどかかりました。
Kindleでの売上などで補填させて頂きます。
多分に赤字ですが、そのうち回収できたらいいなぁ。
🏠 元・一中生徒の方とやりとりを続けています。
原田康夫さんと手紙で連絡がつき、手記とか資料色々頂きました(ありがたい…)
原田さんの手記では、終戦直後にアルコールの樽を掘り出し、紅茶と混ぜでウィスキーにしたり、サリチル酸と混ぜて水虫の薬に、硫黄を混ぜて疥癬の薬に、尿素とフェナセチンを化合させ甘味剤ズルチンを作って戦後の何もない時代に見事に商売されていて。
当時の中学生がこれを!一中生は本当に頭がいいんだなぁ!と思ったエピソードを面白く読みました。
他、さらに取材をしようと電話した方がちょうど手術前だったりして
「今日話を聞けたけれど次も元気で伺えるか分からない」という時間制限を感じています。
🎂 Web拍手、メッセージありがとうございました!
2023年もよろしくお願いします。
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